山梨学院パブリシティセンター
 
山学高G系生徒2人が韓国と積極的に民間外交
〜外務省「対日理解促進交流プログラム」〜
〜日本青少年訪韓団、交流で両国の架け橋に〜

外務省の委託事業「対日理解促進交流プログラム『JENESYS2017』」の日本青少年訪韓団派遣が11月5日より11日までの日程で行われた。この事業に山梨学院高の2人の生徒を初め県内高校生が65人参加した。強い発信力が期待される高校生等の派遣事業を通じて、学校訪問などで学生同士の交流と韓国の伝統文化や社会に接する機会を通じた相互理解の推進を目的にする事業。参加した山梨学院高の小鳥居邦人さんと若尾美海さんは、高い英語力を育成し国際社会で活躍できる人材を育成するグローバル系列(G系)に在籍。今回のアクティブは、海外経験が豊富な二人が今回韓国を訪問、同じ高校生などと交流を通して学んだこと感じたことを語ってもらった。


小鳥居邦人さん(ことりい くにと 山梨学院高G系2年) 
甲州市在住 祖父母と両親、兄、本人、妹2人の8人家族。
若尾美海さん(わかお みう 山梨学院高G系2年)
甲斐市在住 両親、本人、弟の4人家族。

今回二人が参加した「対日理解促進プログラム『JENESYS2017』」日本青少年訪韓団は、日本とアジア大洋州、北米、欧州、中南米の各国・地域との間で、対外発信力を有し、将来、各界において活躍が期待される優秀な人材を招聘・派遣する事業。人的交流を通じ、我が国の政治、経済、社会、文化、歴史などの理解促進を図るとともに、日本の魅力などを積極的に発信してもらうことで、日本への持続的な関心の増進に寄与することを目的にしている。(外務省)。本事業の『JENESYS2017』は、アジア大洋州を対象にしたもので韓国派遣については平成元年度より外務省の委託事業として、公益財団法人・日韓文化交流基金が行っており派遣事業を通じて、日本の魅力などを強い発信力が期待される高校生などを通じ、学校訪問などで学生同士の交流と韓国の伝統文化や社会に接する機会を持って相互理解の増進を目的にしている。参加者募集は、都道府県、市町村に働き掛け、今回は山梨県が窓口になった。

参加者選考には、交流への熱意や日本の魅力についての発表内容の構成と方法、訪問中と帰国後にインターネットを用いた情報発信の計画などが審査の対象になった。小鳥居邦人さんは「今まで先進国しか行ったことがなく、新興国のことが良く分かっていなくて、アジアの中でも韓国やシンガポール、インドネシアなどは、経済や技術、教育の成長が著しいと言われている中で、その程度がどのくらいなのか、日本に居るだけでは分からないので、中学の頃から韓国に興味があったこともあり、先進国である日本と韓国の違い、そこで生活している国民の雰囲気を肌で感じてみたかった」。若尾美海さんは「前々から韓国に興味があって、プログラムを聞いたときに現地の高校訪問があって、同じ世代の人たちが日本にどのようなイメージを持っているのか実際に行って見なければ分からないので聞いてみたかった」と応募の動機を語った。もともと二人は、海外経験があり、小鳥居さんは、カナダへの語学研修旅行や小学5年の時と中学校3年時に世界レゴロボット大会でドイツとアメリカでの滞在を経験している。一方、若尾さんは、山梨学院高と姉妹提携しているオーストラリアのキングスクリフ高と交流留学とカナダへの語学研修旅行を体験している。今回このプログラムに参加した理由を「小さい頃から好奇心で海外に興味を持っていたので、海外のアイデンティティーを知る必要があると思った」と小鳥居さんは話す。若尾さんも「いろいろな新しいことにチャレンジすることが好きで、自分が知らない文化なども理解してみて、視野を広げたいと思い」と積極的に海外に目を向ける。

プログラムは、11月5日から11日までの6泊7日の日程で行われた。参加者は甲府市内の高校7校から65人が集まった。現地での世界遺産訪問や高校訪問やホームスティで韓国の学生や家族と交流、交流会での両国の紹介・発表会、韓国の伝統芸能の鑑賞などが行われた。小鳥居さんと若尾さんは同じグループに入り山梨の自然・文化・歴史について5分間のプレゼンテーションを行った。二人は韓国の印象を、「とても親日的でおもてなしなど細やかな対応が感じられうれしかった。日本の学生も韓国のことを嫌いという人にはあったことはないし、韓国の学生も日本を好きと言ってくれ、若い世代は古いしがらみはなく、お互いの文化を尊重して好きと言ってくれています」と小鳥居さん。若尾さんは「反日的なことはまったく感じられなかった。私が接した学生たちは日本のことが好きと言ってくれ、日本のドラマや歌など日本のことを良く知っていた」と好印象を語った。さらに小鳥居さんは「世界のグローバル化の中では、日本だけの価値観で判断していたら取り残されてしまうという危機感を感じます」。若尾さんは「他の文化などを理解した上で、いろいろな意見を持つことが今後生きていく上で大事になると思います」と二人は実際に現地の人たちと接し、心を通わし人と人のふれあいが国と国との架け橋になることを実感した。

現在、高校2年の二人は、受験勉強を控えるが将来については、若尾さんは「大学生になってから1年間の留学をしたいと考えているのですが、まだはっきり将来の進路は決めていません」。小鳥居さんは「具体的な職種はまだですが国際的な仕事には就きたいと思っています」とそれぞれ話した。今後、今回のプログラムを経験した参加者は、今連絡を取っている韓国の生徒やホームスティの家族などと、交流を続け、韓国で経験したことや日本文化のことを双方に伝える「アクション・プラン」を作成、3ヶ月以内に参加者全員が提出するという。

文・カメラ(K.F) 写真提供(山梨学院高) 2017.11.16
アルバムはこちら

Copyright (C) 2010 YGUPC. All Rights Reserved.