山梨学院パブリシティセンター
 
短大・鶴味さん「牛乳料理コンクール関東大会」最優秀賞
〜「セロリ香る 濃厚!!贅沢ミルクらぁめん」で頂点に〜
〜レシピ考案の原点は大のミルク好き〜

山梨学院短大食物栄養科栄養士コースの鶴味佑佳子さん(2年)が「牛乳料理コンクール関東大会」で最優秀賞を獲得する快挙を成し遂げた。このコンクールは乳製品の消費拡大を目的にしたもので、関東大会への応募総数2641点から選出された山梨・静岡を含む1都8県、17人の代表がオリジナルレシピを競い、鶴味さんが最優秀賞に選ばれた。鶴味さんのレシピは牛乳を使った「セロリ香る 濃厚!!贅沢ジャージーミルクらぁめん」。ジャージー牛乳に塩味スープを加え、セロリやねぎをにんじん、キャベツなどの野菜とアサリを煮込み、そこに中太麺を絡めた。コンクールでは審査委員から「牛乳の温めた匂いが駄目な人がいるけど、セロリがそれをよくカバーしている。発想がすごい」。「ミルクらぁめんがこんなに美味しいなんて」などと絶賛された。今回のアクティブでは鶴味さんの最優秀賞受賞の喜びやオリジナル料理レシピの発想の原点、開発に至る経緯などを聞いた。

鶴味佑佳子さん(つるみ ゆかこ 山梨学院短期大学食物栄養科栄養士コース2年) 
甲府市小瀬町在住 両親、兄2人、本人の5人家族。

鶴味佑佳子さんは「料理を作るのも、食べるのも好きだったので勉強して身になればと思い」と山梨学院短大食物栄養科栄養士コースに入学した。今までに外部の料理コンテスト参加した経験はなく、今回の「牛乳コンクール山梨県大会」(山梨県牛乳普及協会)が初めて。9月に行われた山梨県大会で「贅沢ジャージーミルクらぁめん」のレシピを考案、応募総数177点の中から最優秀賞に輝き、県代表として関東大会への出場を決めた。鶴味さんは、短大食物栄養科の羽畑祐吾教授のゼミを受けておりジャージーミルクのレシピを研究、今までにゼミ生で10種類ほど考案した。今回、指導する羽畑教授の勧めで県大会への応募を決め、鶴味さんを含むゼミ生3人のチーム(右から河手伶奈さん、鶴味さん、蔵部友希さん)でアイディアを出し合いそれぞれが1作品ずつを受け持ちレシピを応募した。鶴味さんは「最初は個々でレシピを作っていたがあまりいいものができなくて、先生からアドバイスをもらい3人で数種類作ればもっといいものができるのではないと考えて一緒に作りました。牛乳に混ぜるスープを2種類の味噌と塩に絞り、ゼミの皆に食べてもらい塩に決めました。個々でやっていたときに牛乳とセロリを合わせるということを考えていたのでそれで作りました」とレシピ考案のきっかけを話し、「牛乳はコクがあるので減塩ということも考えスープの素の量を半分に減らし、水を一切使わず全量を牛乳にしました」とポイントを挙げた。なぜこのレシピを思いついたかの問いに、「私はもともと牛乳が好きでよく飲んでいたし、高校の頃からおやつラーメンに牛乳を入れたり自分で味付けして抵抗はなかった」と発想の原点を打ち明けた。「県大会も優勝するとは思わなかったので驚きました。その時は、未完成だったので全然自信はありませんでした。牛乳をたくさん使っていたので普及性があると評価されたのかも」とおどけた。

県大会の作品は、セロリをジャージーミルクで軽く煮込んだ絶品のミルクスープを作り出すことがきっかけとなり、関東大会ではさらに改良を加え、「セロリ」を強調した新たな作品で臨んだ。11月18日、東京都内で行われた「牛乳料理コンテスト関東大会」(関東生乳販売農業協同組合連合会主催)では、ジャージーミルクの使用が認めておらずに「セロリ香る 濃厚!!贅沢ミルクらぁめん」として出品。「コクを出すために通常の牛乳にオイスターソースと生クリームを加え、ジャージーに近い味わいを出しました」と鶴味さん。試行錯誤して仕上げた作品は、応募総数2641点、最終選考17人の頂点に輝いた。発表を聞いた時、鶴味さんは「2位、3位になった人の料理がすごく凝ったものだったので、もうないなと思っていました。呼ばれてありえないと思いました」と喜びを語った。付き添って会場に行ったゼミ仲間の河手伶奈さんは「関東大会に『出られたからいいや』ぐらいにしか思っていなくて、私は後ろに座って聞いていたんですが、泣きそうになった」と仲間の受賞を喜んだ。

審査後の発表では「この牛乳料理コンクールで審査したこれまでのすべての麺類系レシピで一番。ミルクらぁめんがこんなに美味しいなんて」。「ミルクとある調味料だけで素材の良さをすごく引き出している。発想がすごい」などと審査員から大絶賛された。鶴味さんは「私が担当しましたが、3人でもらった賞です」と謙虚に話した。指導した羽畑教授は「ジャージーミルクを研究しようと始めたゼミで、まずレシピで結果が出たことがうれしい」と話した。また、3人のチームは「今は市販のスープの素を使っているんですが、素から作ろうと3人で話しているところです。しかし、今は卒業レポートなどで忙しいので1年生に継いでもらえればと」とさらにレシピの改良を後輩に託す。なお、本年度の全国大会開催はない。
最後に鶴味さんは今後について「美味しいものを作って自分が美味しいと思えるのが一番うれしい」と卒業後は、調理を提供する側ではなく食品関係の企業に就職が決まっている。

また、最優秀賞に輝いた「セロリ香る濃厚!!贅沢ジャージーミルクらぁめん」の美味しさを知ってもらおうと12月14日に、短大教職員を対象に試食会が行われた。鶴味さんはゼミ仲間とハーフサイズ40食を用意した。多くのメディアも取材に訪れ関心の高さを示した。試食した山内淳子短大学長や教職員らは「さっぱりして麺との違和感がなく美味しい」。「牛乳と麺がこれほど合うとは」などと評価した。

文・カメラ(K.F) コンクール写真(山梨学院短大) 2017.12.15

| アルバム1 | アルバム2 |

Copyright (C) 2010 YGUPC. All Rights Reserved.