山梨学院パブリシティセンター
 
平成30年度「創立者古屋賞」に三人が受賞
〜ホッケー・高野、柔道・新添、レスリング・藤波さん〜
〜国内外の大会で顕著な成績を挙げ、大学の名声を高める〜

3月15日に行われた平成30年度山梨学院大学・同大学院、短期大学・同専攻科合同卒業式において「創立者古屋賞」がホッケー男子・高野雄介さん、柔道女子・新添左季さん、レスリングの藤波勇飛さんの三人に授与された。「創立者古屋賞」は、当該年度の卒業生の内、学術・文化芸術・スポーツ・資格・社会活動、その他の分野において学生の範となる顕著な結果を挙げ、山梨学院の名声を高めた学生に授与する制度。今回のアクティブは「創立者古屋賞」を受賞した三人に受賞の喜びや、今までの競技生活を振り返って貰い、卒業後の抱負などを聞いた。

高野雄介さん(たかの ゆうすけ)1996年4月16日生まれ 22歳 山梨県甲府市出身。
山梨学院高校⇒山梨学院大法学部政治行政学科卒業。卒業後は株式会社日医工山梨に就職。

高野さんがホッケーを始めたのは遅かった。もともとは野球をしていたが、山梨学院高校に入学する直前の3月に山学高ホッケー部が全国センバツ大会で準優勝したのを見て入部した。小さい頃からホッケーをしている部員にはスティックさばきがかなわないのでゴールキーパーになったという。高校3年の時にインターハイ初のベスト4に抜群の反応力で好セーブを見せ貢献した。進学した山梨学院大の4年間を振り返って高野雄介さんは「入学当初はGKが10人いて練習もまともについていけない状態でした。でもそこで折れては負けだなという思いで頑張りました」。1、2年の時は全く試合に出ることはできなく、2017年、3年の時にU21ジュニア日本代表選手に選出され、そこから大学の試合にも出場回数が増えた。日本代表入りは2018年2月。同年8月にインドネシア・ジャカルタで開催されたアジア競技大会の正GKとして7試合のうち、6試合に先発。初の優勝に貢献した。競技歴わずか7年の短い期間の間に、日本を代表する選手に成長した。大学で最高の「創立者古屋賞」を受賞した高野雄介さんは「高校からホッケーを始めたことにより自分の人生が変わったと言っても過言ではないくらい、山梨学院ではお世話になり、今も代表活動をさせてもらい、また卒業式でこのような素晴らしい賞をいただいて本当に光栄に思いますし、これからもっと頑張らなければと思います」と喜びを語った。印象の残る試合をたずねると、4連覇した2018年の全日本学生選手権(インカレ)を挙げた。「自分たちの代で途切れさせたくない気持ちが強く優勝でき、最高の大会になりました」と語った。卒業後は、日医工山梨に勤めホッケーの拠点は山梨学院に置く。2020年東京五輪に向けて「日本代表は18人なんですが、東京五輪は16人しか選ばれなく、GKは1人だけの狭き門ですが、自分は本当に自信があって、東京五輪で活躍してお世話になった山梨学院に恩返しがしたい」と力強く語った。

新添左季さん(にいぞえ さき) 1996年7月4日生まれ 22歳。 
奈良・天理高校⇒山梨学院大法学部法学科 柔道部70s級 段位:弐段。卒業後は自衛隊体育学校に進む。 

新添左季さんは、今回の「創立者古屋賞」受賞について「受賞したから終わりではなく、ここからだと思っているのでありがたい気持ちを忘れずに社会人になってからも頑張りたい」と闘志を燃やす。

柔道は、小学校1年(6歳)の時から2歳上の兄の影響で始めた。戦歴は天理中学校3年生の時、全国中学校柔道選手権63s級で3位、高校3年生の全国高校柔道選手権で中・高ともに3位が最高の成績だった。その後70s級に階級を上げ、2015年、山梨学院大に進学すると才能が開花。転機が訪れたのは大学2年の2016年9月の全日本ジュニア体重別選手権。中学・高校を通じて12連敗の選手に勝利して初めて個人戦で優勝を果たした。新添左季さんは「13回目で初めて勝って、それと同時に初めて日本一になったのでそれが一番うれしかった試合です」。その後、2016年講道館杯、グランドスラム東京と立て続けに優勝。「ここに来てから結果が伸びたから練習方法が自分に合っていた」とめきめき腕を上げた。それからの活躍は言うまでもなく、2017年、世界選手権男女混合団体戦、2018年柔道グランプリ・ブタペスト大会優勝、同年8月、ジャカルタで行われたアジア大会柔道で女子70s級に出場、金メダルを獲得した。アジア大会柔道初種目、男女混合団体でも初戦に出場、勝利してその後の優勝に貢献した。全日本学生柔道優勝大会では在学中すべてに優勝を飾るなど数々の国内外大会に好成績を残した。この階級、日本を代表する選手の一人としてその才能が注目されている。4年間を振り返って「短かったなあと思います。それだけ充実していたのかなって。大学入ってから結果が出ているので来て良かった」。卒業後は、自衛隊体育学校に進む。「柔道のできる環境が自分に向いている」と選んだ。東京五輪に向けて、70s級の二人のライバルとともに代表争いが熾烈だ。「現在、東京は厳しいですけど、まだゼロではないので、その可能性を信じて練習に打ち込もうと思っています。練習あるのみです」ときっぱり。笑顔を見せた

藤波勇飛さん(ふじなみ ゆうひ) 1996年5月27日生まれ 22歳。
三重県・いなべ総合学園高校⇒山梨学院大法学部法学科卒業 卒業後は、ジャパンビバレッジに進む。

藤波勇飛さんは、3月15日に行われた大学卒業式に16日から17日にロシアで行われたワールドカップ出場のため欠席した。

藤波選手は、小学2年から本格的にレスリングを始め、その才能は全国中学選手権3連覇。2011年〜2013年のJOCジュニアオリンピックにも3連覇。2013年世界ガデット選手権2位。2014年には高校四冠王者に輝いた。山梨学院入学後には、65s級で2015年全日本選手権2位となり、リオ五輪の世界予選最終戦に出場した。大学2年の時には70s級で学生二冠王となった。その後70s級に正式に階級を挙げ、「65s級で戦っていくことについては身体がきつくて、このままでは試合にならないと思いましたので、それなら思い切って階級上げて伸び伸びとできる環境でやりたいと思って決めました」と。もともと団体戦ではその上の階級でも結果を残しており、戦える準備は整っていた。2017年全日本選抜大会で世界選手権代表選手を掴み、大会では銅メダルを獲得、名実ともに東京五輪でメダルを狙えるレスリング界期待の星になった。強さは天性のものか。かつて藤波さんは言っていた。「授かったものもあるとは思いますけど、レスリングに対しての研究をたくさんしてきましたので、そうした部分が今活きているのかなと思います。スタイルは動いてカウンターというか、相手に攻めさすレスリングです。相手よりは速く動くことを心掛け、相手よりコンマ1秒でも速く動くことを考えてやっています」と自分のレスリングスタイルを語った。階級を74s級に上げて臨んだ2018年8月のアジア大会では3位となり、11月には2度目の世界選手権に出場した。学生の大会では、東日本学生リーグ戦6連覇に貢献、全日本大学選手権大会では史上8人目となる4連覇を達成し、大きく山梨学院の名声を高めた。卒業後はジャパンビバレッジに進み、2020東京五輪を目指す。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2019.3.18
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