山梨学院パブリシティセンター
 
ユニバ女子サッカーで銀メダル獲得に貢献
〜大学サッカー部女子から代表初招集〜
〜小山由梨奈選手・鈴木日奈子選手〜

第30回ユニバ―シアード競技大会が7月3日から14日まで行われ、サッカー大学日本女子代表として、山梨学院大サッカー部女子から小山由梨奈選手、鈴木日奈子選手の2名が招集された。また、日本代表コーチ(テクニカル担当)として、山学大サッカー部女子の田代久美子監督も帯同した。ユニバ―シアードは、国際大学スポーツ連盟が主催する学生を対象とした総合競技大会で夏・冬それぞれ2年後ごとに開催され、今年はイタリア・ナポリで行われた。日本チームは、3日の初戦でイタリアと対戦し、小山選手が2得点の活躍で2対1と勝利。その後も勝ち進み、決勝で北朝鮮に敗れたものの、準優勝・銀メダルに輝いた。今回のアクティブでは、サッカー大学日本女子代表として世界の舞台を経験した小山選手、鈴木選手に話を聞いた。
 
大学日本女子代表は、ユニア―シアードに2001年から出場し、9大会を経験。これまでに準優勝(銀メダル)4回・第3位(銅メダル)2回を誇っている。直近の2017年台北大会では、決勝でブラジルに延長戦の末0対1と惜敗し、準優勝となった。今大会の初戦(グループリーグ・第1節)は開催国のイタリアと対戦。前半18分にインターセプトからパスを受けた小山選手のシュートで日本が先制。前半を1対1で折り返し、後半29分に味方からのスルーパスを受けた小山選手がゴールに流し込み勝ち越しに成功。このゴールが決勝点となり、2対1で初戦突破を果たした。7日の第2節のアメリカ戦では、小山選手がスタメン出場、鈴木選手がリザーブとして後半24分から出場し、2対1で勝利を収め、準々決勝進出を決めた。9日の準々決勝は、カナダと対戦し、鈴木選手はスタメン出場し、3対0のクリーンシートで圧倒した。11日の準決勝ではロシアと対戦し、小山選手がスタメン入りし、前半10分に攻撃の流れを作り、2対1と競り勝った。13日の決勝では、北朝鮮と対戦し、小山選手が後半から出場。後半12分に同点に追いついたが、44分で勝ち越しを許し、1対2と競り負け、2大会連続の準優勝となった。
 
小山由梨奈選手(スポーツ科学部4年 日本女子体育大学附属二階堂高校出身(ジェフユナイテッド千葉・市原レディースU18))
小学校1年生から兄の影響でサッカーを始め、なでしこJAPANの岩渕真奈選手(INAC神戸レオネッサ)に憧れ、岩渕選手のプレースタイルを目標としている。日本代表は初選出で、招集された時は嬉しくて家族に一番に報告した。代表ユニフォームに初めて袖を通し、日本代表の重みを実感したという小山選手。代表の練習に参加し「スピードや判断の質が自分とは全く違いました。必死に食らいつきました」と語り、初戦でスタメンに選ばれた時の心境を聞くと「FWだったので点を取ることを目標にピッチに立ちました。初戦で2得点決められて、自分自身でもとても嬉しく、結果が出せて良かったです。試合結果は家族LINEで報告しました」と話した。一方で、海外選手との対戦について「海外の選手はスピードとフィジカルが日本の選手とは全く違い、自分の持ち味はキープ力ですが、世界でどれぐらい通用するのか確認できた良い機会になりました」と成果を語った。大会を振り返り「世界一を目指して戦い、悔しい気持ちもありますが、銀メダルは誰でも取れるわけではないので、代表に選ばれたことに感謝し、メダル獲得も喜びたいです」と謙虚に述べた。8月末に開幕するリーグ戦に向け「リーグ戦では、2部優勝・1部昇格を目指しています。最後の年なので、チームへの貢献はもちろん、副キャプテンとして、また得点などでチームを引っ張りたいです」と力強く語った。
 
 
鈴木日奈子選手(経営学部3年 常盤木学園高校出身)
小学校1年生から兄の影響でサッカーを始め、最初は乗り気でなかったが、取り組むうちに楽しくなり、現在までプレーを続けている。ブラジル代表のネイマール選手のプレースタイルに憧れ、試合の映像を見てイメージトレーニングを行っているという。代表候補招集歴はあるが、代表としてピッチに立ったのは今回のユニバーシアードが初めて。練習では「みんな技術やパスコントールがとても上手で、一瞬の速さや判断など各選手にストロングポイントがあり、自分も意識して出さなければいけないと思いました」と語り、実際に代表ユニフォームを着てピッチに立った感想を聞くと「責任感や日の丸を背負うことの重さを感じながらピッチに立ちました」と回顧した。海外選手の印象について「足が長くて、日本の感覚でプレーするとボールを奪われてしまい、身体能力の高さに驚きました。試合では、相手を見て修正を加えてプレーしました」と振り返った。銀メダル獲得については「チームとして目指していたのは優勝なので悔しい部分があり、個人としてもなかなか試合に出られない悔しさもあり、色々な感情を体験できた大会でした。この経験を今後の自分の糧として活かしていきたいと思います」と話し、前を向いた。リーグ戦に向けては「個人としては得点に絡み、チームとしては1部昇格を目指していて負けられない戦いが続くので、1戦1戦“勝ち”にこだわって臨みたいです」と気持ちを新たにした。
 
 
山梨学院大サッカー部女子の次なる目標は、関東大学女子サッカーリーグ1部昇格。2018年に1部昇格にしたものの、1年で降格し、今シーズンは再び1部昇格を目指し、2部でリーグ戦を戦う。山学の開幕戦は、8月24日にホーム・山梨学院和戸サッカー場で行われ、世界を経験した二人の活躍にも注目が集まる。

文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2019.7.19

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