山梨学院パブリシティセンター
 

研究室探索〜教員の素顔に迫る〜
第8弾 山梨学院短期大学・鈴木耕太 専任講師

鈴木耕太 食物栄養科専任講師
専修大学文学部卒業
新宿調理師専門学校卒業
山梨学院短期大学食物栄養科卒業
管理栄養士・専門調理師・調理技能士

【担当科目】
調理の基本I・U、応用調理実習T、調理学、食文化論、栄養士特講U、基礎演習、卒業演習T

【取材対応・講演対応分野】
食文化、山梨の食材を使用した料理講座講師

各教員の研究室を巡り、教員の研究内容や趣味など素顔に迫っていく企画。第8弾は、山梨学院短期大学食物栄養科の鈴木耕太専任講師の研究室を訪ねた。鈴木専任講師に研究内容や座右の銘、趣味などを聞いた。

■研究内容
鈴木専任講師は、大学在学中に料理の素晴らしさに出会い、ダブルスクールで調理師専門学校に通った。「初めは金八先生に憧れていて国語の先生を目指して文学部に入りました。教職課程も履修し、中高の教員免許も取りましたが、在学中に行ったレストランで料理が人の心を幸せにする、豊かにする素晴らしさに出会い、料理の道も意識し、調理師学校の夜間部に入学しました」と当時を回顧。大学・調理師学校卒業後は県内のフランス料理店に就職し、就職後も都内のレストランなどで修業を重ねた。さらに調理技術・知識の向上を目的にフランスにも渡り、一つ星レストランなどで包丁を握った。帰国後は県内のホテルの洋食部門で腕を磨いた。一方で、当時はイタリアンやヌーベルキュイジーヌなどの新しい食文化や健康を意識した調理法が流行。鈴木専任講師自身も独学で勉強を重ねたが、科学的根拠に基づく学びを求め、山梨学院短大食物栄養科に入学し、様々な専門知識を深めた。短大卒業後は県内の病院に勤務し、栄養指導などの実務経験を積み、管理栄養士国家試験を受験し合格。管理栄養士として献立作成や調理、栄養管理などを行った。現在、鈴木専任講師は調理学(調理実習)や食文化の研究・指導を行い、星槎大学大学院教育学研究科でさらなる教授法・指導法の研究も行っている。特に包丁技術の指導法の研究に注力しており、鈴木専任講師は「調理経験が少ない学生も多く、就職後は包丁を使う場面が多くなるため、限られた時間の中で技術力が上がるような指導を心掛けています。また、食文化では日本食への理解やお菓子など“食”を共通言語とした異文化コミュニケーションにも取り組んでいます。学生には献立作成や調理法など制限が多い中で、突き抜けた食の美味しさを体感し、食を通じて人を幸せにし、地域や社会に貢献できる人材に育って欲しいと願っています」と思いを寄せた。

■大切にしているモノ
鈴木専任講師に大切にしているモノを教えてもらった。「最近、この包丁を買いました。ミソノ製のモリブデン鋼の包丁で実習でも使っていて切れ味も気に入っています。料理人を始めるときに、最初買ったのがミソノの包丁で愛着があり、ずっと使い続けていて、自分の技術向上のためにも新しい包丁を購入しました」(鈴木専任講師)

■好きな言葉
「大学院で行動分析を学んでおり“Your subject is always right”(学び手は常に正しい)という言葉を意識しています。例えば、包丁技術が向上しない場合の原因は学生ではなく、教える側の私にあるということで、学び手に合わせた指導法や仕組み作り、授業作りを心掛けています」(鈴木専任講師)

■趣味
ご自身の趣味について聞くと「大学時代山岳部という経験もあり、登山が趣味です。フランス料理店は連休がなく、休みの日も修行に行ったり、食材の研究をしたりとここ20年はできていませんでしたが、最近は家族と山に行けるようになりました。また、ソムリエの資格も持っており、ワインに合う料理の開発にも挑戦しています」と語り、料理への飽くなき探求心が窺い知れた。

「研究室探索」では、定期的に山梨学院大学・山梨学院短期大学の各教員研究室を巡り、授業では見られない意外な一面に迫っていきます。次回もお楽しみに!
文・カメラ(Y.Y)2019.11.5

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