山梨学院パブリシティセンター
 

研究室探索〜教員の素顔に迫る〜
第10弾 山梨学院大学 AHMED Sajjad特任准教授

AHMED Sajjad(アハマド サジャド) 法学部特任准教授
パキスタン・カラチ大学経済学部卒業
立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部卒業
広島大学大学院国際協力研究科修士課程修了
大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程修了
博士(国際公共政策)

【担当科目】(2019年度)
国際公共政策A・B、国際教養セミナーA、政治行政入門U、英語T・U、専門演習I・U

【取材対応・講演対応分野】
国際公共政策、平和構築、紛争解決

各教員の研究室を巡り、教員の研究内容や趣味など素顔に迫っていく企画。第10弾は、今年度から山梨学院大学に着任した、法学部のAHMED Sajjad特任准教授の研究室を訪ねた。Sajjad特任准教授に研究内容や座右の銘、趣味などを聞いた。

■研究内容
国際公共政策や平和構築、紛争解決を専門に研究しているSajjad特任准教授は「紛争が起こった社会や地域が元に戻るためにはどのような構築方法、解決方法があるかを研究しています。これには、法律や政治、経済、インフラ、産業など様々な側面からアプローチすることができます。また、同じ過ちが起きないよう、紛争原因の分析についても行います」と語り、一方で紛争解決においては「平和構築(環境整備)は国連で発言力のある国の押し付けであってはいけません。それぞれの国・地域には独自の風土や民族、文化といったローカルレシピがあります。そのため、その国・地域の持つ歴史的背景や考え方など過去の事象も調査し、その国・地域の実情も反映させる必要があります」と対象理解の重要性を解説した。「初年次の授業では、グローバル化や異文化理解、国際ボランティアなどを入門(導入)として話をし、段階を経て国連の持続可能な開発目標(SDGs)や貧困、飢餓など国際公共政策の専門分野の授業を展開しています」(Sajjad特任准教授)。

■大切にしているモノ
Sajjad特任准教授に大切にしているモノを教えてもらった。Sajjad特任准教授はパキスタン出身で敬虔なイスラム教徒であり「これは礼拝するために使用する布で、メッカの方角に向かい毎日5回礼拝をしています。人生の中で無くてはならない非常に大切なモノです」と話した。一方で、日本で暮らす上での苦労している点として食べ物を挙げ「戒律で豚肉が食べられませんが、日本では多くの食品や料理で使われているため苦労します。一番心苦しいのは、食事会やパーティーに呼ばれた時で、自分のために用意された料理を食べることができず、残念で申し訳ない気持ちになります。そういった意味では、ハラルフードの専門店や食品も日本で生活する上では大切です」と心の内を明かした。

■座右の銘(大切にしているポリシー)
「日本に来て13年になりますが、日本で多くのことを学びました。その中で特に“相手の立場に立って考える”ことを大切にしています。私たちは様々なバックグラウンドを有しており、ギャップがあります。まずは、相手の異なった意見を尊重し、自分の意見を伝えることが大事だと思います。平和を守ること、コミュニケーションをとる、社会秩序を守るといった全ての人間関係に通じるものです。学生指導にももちろん重要で、日本人の学生は非常にシャイです。一人一人の学生とコミュニケーションを取り、対話して聞き出すことを意識しています」(Sajjad特任准教授)。

■趣味
ご自身の趣味について聞くと「その日の気分によりますが、料理や映画鑑賞、ドライブなどが好きです。また色々な本を探すこともしており、新しいことを学ぶことが好きで、分からないことが分かるととても嬉しくなります。特にドライブが好きで、別府にいるときは福岡や佐賀に行き、広島にいるときは鳥取や山口、岡山など周辺を巡りました。いろいろな土地を見て新しい発見があることが魅力の一つです。山梨に来てからは、東京や最近は妻と昇仙峡にも行きました」と語り、笑顔をのぞかせた。

「研究室探索」では、定期的に山梨学院大学・山梨学院短期大学の各教員研究室を巡り、授業では見られない意外な一面に迫っていきます。次回もお楽しみに!
文・カメラ(Y.Y)2020.1.6

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