山梨学院パブリシティセンター

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●2020年秋季関東地区高校野球山梨県大会(1回戦)
~岩田 腰の回転で右芝席に先頭打者ホームラン放つ~
~6番 相澤が右越え適時打で14対7コールドで勝利~

山梨学院高校は秋季関東高校野球山梨県大会1回戦を9月13日、富士北麓球場で笛吹高校と行い、7回コールド14対7で勝ち2回戦に進出した。後攻の山学は先発の左腕 宮下龍希が三者凡退と好スタート。その1回裏、1番 岩田悠聖が1-1から「インコース低めのスライダーを腰の回転でうまく打てた」と右芝席に飛び込む先頭打者ホームラを放ち流れを呼び込むと、続く2番 鈴木斗偉と3番 山元丈輝の連打、4番 役田翔の適時二塁打、5番主将 針尾俊佑の2点適時打で4対0とした。3回裏には1番 岩田の3点適時三塁打などで6点を奪い10対0。リリーフ陣が4回表2失点、6回表5失点と10対7と猛追されたが、波に乗る打撃陣がその裏に2点、7回には1点追加し、一死満塁で6番 相澤秀光が右越え適時打を放ち14対7のコールドで勝利した。吉田洸二監督が「10対0の4回から公式戦の経験のない投手の能力を見極めるために登板させ、最後は古川秀将を投入した」と述べた。山学は9月20日、山日YBS球場で甲府東高校と2回戦を行う。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
笛  吹 0 0 0 2 0 5 0     7
山梨学院 4 0 6 0 0 2     14

【試合前インタビュー】
吉田健人野球部長兼コーチは9月12日に「9月6日に笛吹高校との試合だったが、6と12日が雨で順延となり、1週間延びたことでチームづくりには大いにプラスとなった」と頷く。「初戦となるが選手には楽しんで最善を尽くしてもらいたい」と述べた。
 
【 笛吹高校 Vs 山梨学院高校】
◾️吉田洸二監督は9月2日に「8月17日に甲子園高校野球交流試合を終えてから約半月。チームは1年生と2年生が半分半分で未知数の状態で、一戦一戦選手の能力をよく見極めながら戦うと述べたが、その育成プログラムに今も変わりはない」と述べた。ベンチ定員は責任教師、監督、記録員と選手21名以内。富士北麓球場は両翼92m、中堅120mで外野は天然芝、内野はクレイ舗装(混合土)。収容観客数は、内野スタンド3,957人、外野スタンド(芝生)9,492人で計13,449人。富士吉田市の9時00分日本気象協会調べの1時間ごと天気予報は、天気弱雨、気温24.0度、湿度68%、風向 南南東、風速1m/s。富士北麓球場の両校の応援団スタンドにはスタンドは新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、副顧問と1年・2年の控え選手を除き完全無観客となった。雨の降るなか一塁側 山梨学院高校、三塁側 笛吹高校、両校選手がホームベースを挟んで整列。先攻 笛吹高校、後攻 山梨学院高校で準決勝が9時27分に開始された。
 
▶︎1回表、山学は吉田洸二監督が夏季山梨県大会決勝で中継ぎで起用した左腕 宮下龍希(2年)をマウンドに上げた。左腕 宮下が1番打者を初球で投ゴロにし弾き、これを二塁手が捕球し一塁アウト。2番打者を0-1から遊失策で一死一塁。続く3番打者を1-1から遊ゴロの併殺(6-4-3)に仕留め三者凡退。
▶︎1回裏、山学は右腕 田草川歩から1番 岩田悠聖(1年)が1-1から「インコース低めのスライダーを腰の回転でうまく打てた」と右芝席に飛び込む先頭打者ホームラを放ち1対0と先制し流れを呼び込むと、続く2番 鈴木斗偉が2-1から左前安打、3番 山元丈輝が1-0から中前安打で無死一、三塁。4番 役田翔が1-1から適時二塁打を放ち2対0。無死二、三塁で5番主将 針尾俊佑が1-0から2点適時打で4対0とした。
▶︎2回表、山学は左腕 宮下龍希(2年)が4番打者を1-0から左前安打を許し無死一塁。5番打者を投ゴロで併殺(1-6-3)で二死無塁。6番打者を1-0から遊撃手失策で二死一塁、7番打者の1-1からの3球めに盗塁し捕手からの送球で二塁(2-6)タッチアウトでチェンジ。
▶︎3回表、山学は左腕 宮下龍希(2年)が7番打者を0-1からニゴロに、8番打者に初球を中前安打され一死一塁。9番打者を1-2から空振り三振に打ち取り二死一塁。1番打者に2-2から左前安打で二死一、二塁。続く2番打者を初球で捕飛で仕留めチェンジ。
▶︎3回裏、山学は右腕 田草川歩(2年)から3番 山元丈輝(2年)が2-1から右前安打、4番 役田翔(2年)が初球を二ゴロし二塁フォースアウトで一死一塁。5番 針尾俊佑(2年)が1-2から中前安打で一死一、三塁、6番 相澤秀光(1年)の1球めで針尾が二塁へ盗塁、その間に役田が生還し5対0。6番 相澤が2-1から二への内野安打で一、三塁。7番 小野慎之助(2年)の三へのスクイズで6対0、これを三塁手が一塁へ悪送球して7対0。無死一塁、8番 笠井陽介(2年)が三ゴロ、これを三塁手が悪送球し無死一、二塁。9番 宮下龍希(2年)がフルカウントから四球を選び無死満塁。続く1番 岩田悠聖(1年)が1-2から右中間を破る3点適時三塁打を放ち10対0とした。
▶︎4回表、山学は吉田洸二監督が右腕 大村将生(2年)をマウンドに送った。右腕 大村が3番打者に1-0から左へ二塁打され、4番打者に初球を中越え適時二塁打され10対1。無死二塁、5番打者を0-1から二ゴロに打ち取り一死三塁。6番打者を1-1から右前適時打され10対2。7番打者を初球で左飛に打ち取り二死一塁。8番打者にストレートの四球を与え二死一、二塁。続く9番打者をフルカウントから三ゴロに仕留めチェンジ。
▶︎5回表、山学は吉田洸二監督が右腕 榎谷礼央(1年)をマウンドに送った。右腕 榎谷が1番打者に初球を左前安打、2番打者の1-1からの3球めを暴投し無死二塁、2番打者に四球を与え無死一、二塁。3番打者の0-1から犠打で一死二、三塁。4番打者に初球を打たれセンターへライナーされるが、中堅手のファインプレーで二死。当たりにつられて飛び出した二塁ランナーを中堅手が見て、二塁手に転送しアウトとしチェンジ。
▶︎6回表、山学は右腕 榎谷礼央(1年)が5番打者に2-2から左への二塁打、6番打者に2-2から右前安打され無死一、二塁。7番打者1-2から三ゴロにこれを三塁手が捕手へ悪送球し10対3。無死二、三塁。8番打者1-2から右前適時打され10対4。無死一、三塁、9番打者の1-1からの3球めに8番打者の盗塁を捕手が二塁に転送(2-6)しタッチアウトで一死三塁。9番打者がストレートの四球を選び一死一、三塁。ここで吉田洸二監督が甲子園交流試合でリリーフした左腕 古川秀将(1年)をマウンドに送った。左腕 古川が1番打者の1-1から一ゴロに、これを一塁手がホームに投げフィルダースチョイスとなり10対5。一死二、三塁で2番打者にフルカウントから中越え適時打で10対6、二塁ランナーがホームをつくのを見て、中堅手・遊撃手・捕手へと転送されタッチアウトして二死二塁。3番打者に1-1から左への適時二塁打され10対7。4番打者を故意四球で二死一、二塁。5番打者をフルカウントから二ゴロに打ち取りチェンジ。
▶︎6回裏、山学は右腕 手塚瑞樹(1年)から一死後、5番 針尾俊佑(2年)が1-1から左前安打で出塁し二死後、7番 杉浦寛太(2年)の1球めに盗塁し二死二塁。7番 杉浦が0-1から左中間を破る適時二塁打を放ち11対7。8番 笠井陽介(2年)が1-0から左適時二塁打を打ち12対7と突き離す。
▶︎7回表、山学は左腕 古川秀将(1年)が6番打者を0-1から投ゴロに、7番打者に1-0から右中間を破る二塁打で一死二塁。8番打者を2-0から右飛に、9番打者を1-2から空振り三振に仕留めチェンジ。
▶︎7回裏、右腕 後藤壮太から1番 岩田悠聖(1年)、2番 鈴木斗偉(1年)、3番代打 川井奎人(2年)が連続四球で無死満塁。一死後、針尾俊佑(2年)が四球を選び押し出しで13対7。一死満塁、相澤秀光(1年)が初球を狙い打ち右越え適時打を放ち14対7のコールドで勝利した。
◾️山梨学院は7回でチーム打撃成績は打数34、得点14、安打14、二塁打3、三塁打1、本塁打1、塁打数22、打点11、三振3、四球7、死球0、犠打1、犠飛0、盗塁7、残塁9、打率 .412。守備成績は7回、刺殺21、補殺17、失策3、暴投1、捕逸0、併殺3、守備率 .927。チーム投手成績は打者数36、打数31、投球数117、投球回数7、被安打13、本塁打0、三振2、四球4、死球0、暴投1、ボーク0、失点7、自責点6、防御率7.71。
 
【試合後インタビュー】
▶︎先頭打者ホームランを放ち流れを呼び込んだ1番好打者 岩田悠聖(1年)は「公式戦初の先頭打者は練習試合から任してもらっていた」と明かす。「まず、『チームが良いスタートが切れるように』とランナーに出ることを考えた」と集中。1-1からの3球め「インコース低めのスライダーを腰の回転でうまく打てた。ちゃんと芯で捉えていたので振り切った後は『いった』と思った」と振り返る。「『腰の回転が弱い』と指導を受け、腰の回転の練習をしていた。その結果が出た」と淡々と振り返る。3回満塁では「大きな当たりではなく、つなぐことを心がけて打席に立ち、センター寄りの右中間を破る」3点適時三塁打を放った。「今日は、努力の結果が出た」としみじみ。しばらくして「昨日の打撃練習ですり足を上げる打法に切り替える指導を受けて、それが今日、良い結果につながった」と明かした。次戦は「1番バッターなので、まず先頭で塁に出ることに心がけるなど1番バッターとしての役割を果たすことを意識してやって行きたい」と述べた。
▶︎先発で3回を無失点に抑えた先発宮下龍希(2年)は「雨で流れる前の一日前に『先発』と言われ、自分もチームも初戦なので、チームに良い流れを持って来れるピッチングをしたいと」胸膨らませた。夏季山梨県大会決勝の「東海大甲府戦は3年生がいて『助けてもらえるから大丈夫』とマウンドに上がったが、今回は最上級生なので『自分のピッチングでチームを引っ張って行こう』と思った」と振り返る。投げた球種は「まっすぐ、スライダー、チェンジアップ、カーブを投げた」が、「落ち着いて自分のピッチングは出来た」と大きく頷いた。次戦は「自分が任されたらチームにリズムを持って来れるようなテンポの良いピッチングをしたい」とはきはきと述べた。
▶︎5打席3打席3安打2四球でチームを牽引した新主将 針尾俊佑(2年)は「7回コールドで勝利したが、最初は自分たちの試合展開に持ち込め良かったが、6回と7回にリリーフ陣が打たれ、野手もそれをカバーできなくてエラーや自分のフィルダースチョイスでピンチを広げ、ピッチャーの足を引っ張り援護できなかった」と振り返る。1回裏無死二、三塁「とにかく、ランナーが2人いたので2人をかえそうと、内野が前にいたので内野の間を抜こう」と打席に立った。「当たりは悪かったがアウトコースやや低めのまっすぐを二遊間を抜くゴロでセンター前に持っていった」と2点適時打を放った。3回裏、一死二、三塁で「内野安打でランナーに出て、サインで1球めセカンドに盗塁した」、これで捕手が二塁に送球した間に三塁から役田が生還した。6回裏一死から「ややインコース寄りの低めのスライダー」を打ち出塁。針尾は5打席3安打2四球と、自らの主将デビューとチームの初陣に花を添えた。次戦は「今回の反省を生かして、ピッチャーが最小失点に抑えて、バッターが今日以上に積極的に打って出て、早い段階で得点して勝利したい」と述べた。
▶︎吉田洸二監督は「今日は勝つことと、公式戦の経験がない投手などの選手に経験を積ませるという2つの大きなテーマがあった」と頷く。投手では「宮下が5回まで投げる予定でいたが3回で10対0となったので、急遽、宮下を降板させて4回から公式戦の経験のない投手を登板させた」と明かす。「ところが、登板させた投手が思いの外悪くて、一人目は4回に2失点、二人目は5回に岩田のファインプレーで0点で切り抜けたが6回1/3で4失点(自責点3)、勢いづく相手に古川秀将が緊急登板でそれ以降に1失点で相手の勢いを止めてくれたが」と言葉を吞む。攻撃陣は「1番 岩田が4打数3安打うち先頭打者ホームラン、途中交代したが3番 山元が3打数2安打、5番 針尾が3打数3安打ということでまあまあの出来だった」と評価。「今日のポイントは岩田の先制ホームランから長短5連打で初回に4点入って試合の指導権を確り握ったこと」と振り返る。「今日のテーマ、負けないことと投手などの選手育成ができた」と大きく頷く。次戦は「まず勝つこと、それにまだ秋に活躍してもらいたい投手などの選手がいるのでテストするというテーマで臨む」と述べた。
◾山梨学院高校は雨天で順延なったことなどで2回戦を9月20日、9時00分から山日YBS球場で甲府東高校と行う。
 
文(H.K) 、カメラ(藤原稔) 2020.9.14